スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム
アクション★★★★☆
わくわく★★★★★
おすすめ★★★★☆
スパイダーマンシリーズの集大成!
言わずと知れたスパイダーマン。
スパイダーマンといえば誰か?というのは、スパイダーマンファンの中でも分かれるところであろう。
もしかしたらご存知ない方もいるかもしれないので一応説明しておく。
実はスパイダーマンには3つのシリーズが存在する。
初代スパイダーマンはトビー・マグワイア(写真左)。 物静かでおとなしいイメージのスパイダーマンである。
次作のスパイダーマンはアンドリュー・ガーフィールド(写真右)。初代に比べ、少し勇ましいイメージがある。
このシリーズには「アメイジング」と冠してあるのが特徴。
そして最後、今も健在のスパイダーマンがトム・ホランド(写真中央)。今までのイメージと打って変わって、お喋りで少し抜けてる、お茶目な青年である。
この3シリーズでは、設定に微妙な差がある。監督も配給元も違う。
その為に、このスパイダーマン達はそれぞれ別のもの、として交わることはなかった。
それが今回。なんと。
どう関わってくるのかは伏せておくが、歴代のスパイダーマンたちを愛する者として、この作品は見逃せない。
正直、アベンジャーズシリーズでもあるので、スパイダーマンしか知らない!という方には、スケールが大き過ぎると感じてしまうかもしれない。
それでも観ておく価値があると思う。
そのくらいの奇跡が起きている。
今作には、スパイダーマンシリーズには必ず訪れると言っていい、切なさ・悲しさ・寂しさがぎゅっと詰まっている。
お調子者で、愚かだけれど、やっぱりとても優しくて、あたたかい。
ピーターが迷いながら、間違いながらも成長していく姿に心を打たれる。
スパイダーマンシリーズにはいつも驚かされてばかりだが、今作でもしてやられた。
有名シリーズでもあり、おもしろくない訳がないのであまり言う必要もないが、もし観るのを迷っているなら是非観てほしい。
MARVELは偉大である。